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研修情報

第四回薬物乱用対策研修会

ご案内

  

 薬物乱用対策につきましては、関係機関の皆様が連携して対応することがよいとされております。しかしながら、現状はそのような体系が成立しているとは言い難い状況です。
 当院は平成18年からの研究によりヒトが薬物摂取を反復する原理を把握しました。薬物摂取を反復したヒトの脳は、思考に反して薬物を摂取する機能と思考が薬物摂取をするか否かを制御する機能の二つをもつことがわかりました。
 思考に反して薬物を摂取する機能に対してはそれを抑制する技法を当院は成立させ、薬物乱用者の疾病性に対応しております。この先、この技法を用いて精神科医療およびその周辺機関の効果が円滑に発揮されるべきです。
 一方で、自由な思考において規制薬物を摂取するところに対しては刑事司法体系が絶大な効果をもち、その効果は高く保持されるべきです。
 これらの援助的対応と取締的対応は両方とも、薬物摂取反復行動に照らし合わせたとき円滑に提供されるべきです。一見、困難であるように見えますが、当院はそれを可能にする「∞型連携」を構想し、関係機関の協力を得て、我が国全体からみるとまだ小規模ですが、実務で展開しております。
 皆様に当院と協力機関のこれまでの経験と現在の対応等をご紹介し、また、この先の課題等をお伝えして、関係機関の連携により薬物問題に対応するという意識を高めていただき、その連携体系の中で各専門職が果たすべき役割に関して理解を深めていただく研修会にしたいと考えております。
 この研修会を当院は平成21年から開始し、本年も引き続き開催致しますので、募集要領を同封してご案内させて頂きます。
皆様方のご参加をお待ちしております。

平成24年6月15日
独立行政法人国立病院機構
下総精神医療センター
院長 野 島 照 雄





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